犬が食べていい!おすすめの野菜11選
犬の食事の基本は、完全栄養食であるドッグフード。
でも「毎日同じドッグフードばかりで何だか味気ないな…」「愛犬にも美味しいごはんを食べさせてあげたいな…」、そう考えている飼い主さんは多いのではないでしょうか?
でも、人間用食材の中には犬にとって毒となるものもあり、なかなか選び方が難しいですよね。
そこで今回は、愛犬にも栄養たっぷりの野菜を食べさせてあげたいという飼い主さんのために、犬が食べていいおすすめの野菜11選をお届けします!
普段のフードに、ほんの少しの野菜をトッピングしてあげるだけで、愛犬の食事がぐっと彩り鮮やかになり、栄養価もアップしますよ。
犬が食べていい!栄養価が高いおすすめの野菜11選
それではさっそく、犬が食べてもいい栄養価が高いおすすめの野菜をご紹介していきます。
さつまいも
さつまいもの魅力といえばやはり、便秘解消に役立つという点と高い抗酸化作用。
さつまいもには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれていて、さらにヤラピンという白い汁には便通を促す緩下(かんげ)効果があり、便通を改善してくれます。
また、ビタミンC・Eに加え、ビタミンAの前駆体であるβカロテンや、ポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」もさつまいもには含まれていて、体の中をサビ付かせないようにする抗酸化作用が期待できます。
犬は甘いものが大好きなので、食の細い子でも好んで食べてくれるはず。
キャベツ
キャベツは、淡色野菜なので「あまり栄養価がないのかな?」と思われがちですが、実は、かなり魅力的な健康効果が期待できる野菜。
まず、特筆すべきはキャベジン(ビタミンU)やジアスターゼによって、消化吸収をサポートし胃腸の調子を整える効果。
また、ファイトケミカルと呼ばれるポリフェノール等の成分も。
ファイトケミカルには、抗酸化作用や抗がん作用、皮膚疾患予防など、様々な効果があります。
カロリーも低いので、ダイエット補助にも。
きゅうり
とにかく水分が多いきゅうり。
東洋医学的にみると、クールダウン効果もある野菜ということで、夏場の水分補給におすすめです。
また、きゅうりはカロリーも低く、脂肪燃焼効果のある酵素ホスホリパーゼも含まれているため、ダイエット補助食としても最適。
その他、骨の生成や血液凝固に関わるビタミンKや、代謝サポート成分であるモリブデンやシトルリンなども含まれていますよ。
にんじん
にんじんは、犬用の市販のおやつなどにもよく使われている栄養満点の野菜。
にんじんの栄養効果は、大きく3つあります。
一つは、βカロテンによる強力な抗酸化作用です。
免疫力を高めて、がんを抑制し、アンチエイジングの効果も期待できますよ。
二つ目は、豊富な食物繊維による便秘防止効果。
三つ目は、カリウムによるデトックス効果です。
かぼちゃ
甘みがあるかぼちゃは、犬用スイーツでも原材料としてよく使われていますね。
犬は、甘みに対する感受性があるので、かぼちゃ大好きというワンちゃんも多いようですよ。
美味しいかぼちゃには、しっかり栄養もあります。
まずは、βカロテンによる抗酸化作用。
そして、豊富な食物繊維による便秘防止効果です。
かぼちゃの種には、気を付けて与えてくださいね。
ブロッコリー
ブロッコリーと言えば、ファイトケミカルの一種であるスルフォラファンの働きに注目です!
ピリッと辛味のある成分であるスルフォラファンは、高い抗酸化力と解毒力を兼ね備えた栄養成分。
抗がん作用やアレルギー抑制作用など、様々な健康効果が確認されています。
ブロッコリーよりスルフォラファン含有量が多い「ブロッコリースプラウト」も、犬に与えても大丈夫ですよ。
大根
大根には、ジアスターゼが含まれているため、デンプンの消化サポートが期待できます。
普段使っているフードに炭水化物含有量が多い場合など、大根をすりおろしたものを少量フードにかけてやるといいですよ。
また、大根に含まれている辛味成分イソチオシアネートには、殺菌・解毒・抗炎症・抗ガンなど、様々な効果が確認されています。
さらに、抗酸化作用のあるビタミン類も含まれています。
アスパラ
アスパラガスと言えば、やはりアスパラギン酸!
アスパラギン酸には、疲労回復効果やアンモニア排出作用などがあります。
アンモニアは、たんぱく質を体内で分解する際にできるため、たんぱく質を主な栄養源としている犬にとって、アスパラギン酸は有用な栄養素と言えますね。
また、抗酸化作用のあるβカロテンやルチンなども含まれています。
オクラ
ねばねば野菜の代表格であるオクラ。
ペクチンやガラクタンといった水溶性の食物繊維が、オクラのねばねば成分の正体です。
このねばねば成分には、便通改善のほか、疲労回復効果やがん予防、認知症予防など様々な栄養効果が期待されます。
また、抗酸化作用の強いβカロテンやデトックス効果のあるカリウム、骨などを形成するカルシウムも含まれているのが特徴です。
小松菜
小松菜には、βカロテンやビタミンC・Eなど、抗酸化作用が期待できるビタミン類が豊富に含まれています。
また、カルシウムや鉄など、その他の栄養素もたっぷり。
老化スピードをゆっくりにして皮膚・被毛(ひもう)を美しく保ちたい子や、骨や歯を丈夫にしたい子には小松菜を。
ちなみに、小松菜とよく似た野菜にほうれん草がありますが、ほうれん草はシュウ酸が多い野菜です。
小松菜とほうれん草なら、小松菜をおすすめします。
しそ
風味が強いので「犬に与えてはダメ?」と思ってしまいがちな、しそ。
ですが、実はしそも犬を健康にする成分がたっぷりと含まれていて、犬に与えてもいい野菜です。
しその香り成分ペリルアルデヒドは、食欲増進効果に加えて、抗菌効果があるため食中毒予防になります。
他に、抗酸化作用の強いβカロテンやアレルギー抑制効果のあるαリノレン酸も。
しそは、犬にとって健康食品となり得る野菜です。
犬におすすめの野菜の与え方
それでは、上記でご紹介した、犬におすすめの野菜の与え方について確認してみましょう。
ドックフードにトッピング
犬に野菜を与えたい場合に、最もおすすめの方法は、ドッグフードに少量をトッピングするというもの。
犬に与える食事に、完全栄養食であるドッグフードを選んでいるという方は多いと思います。
そこに、少量の野菜をトッピングしてあげると、上記でご紹介したような野菜の栄養をフードの栄養にプラスして摂取することができるというわけです。
また、フードの食いつきが悪い子には、ゆで上げた野菜から漂う香りや野菜の水分で食欲をアップさせるという効果も狙えます。
食欲旺盛という子にも、野菜はローカロリーで食物繊維が豊富なものが多いため、フードを1割減らして野菜をトッピングするという方法でダイエット効果が期待できます。
「完全手作り食」というと、飼い主さんの負担も相当なものですが、普段のフードに少量トッピングするという方法なら簡単なのも魅力。
わざわざ犬用に野菜を購入しなくても、人間の食事作りの材料で使ったものの中から犬に使えるおすすめ野菜をチョイスして調理し、トッピングしてやればOKです。
野菜スープとして与える
上記でご紹介したおすすめ野菜の中でも特に、にんじんやさつまいも、かぼちゃ、大根などの根菜類なら、スープとして煮込んで与えるのもおすすめです。
根菜類をよく煮込むことで、繊維がほどけて柔らかくなります。
犬は食物繊維の消化が苦手ですが、柔らかく煮こんだ野菜なら栄養吸収率もアップ!
スープに溶けだした栄養成分も、まるごと摂取できますね。
また、ドライタイプのドッグフードを主食としている場合、どうしても水分不足になりがちな犬が多いよう。
犬にとって、とても水分は大切です。
水分が不足すると、栄養の吸収や老廃物の排泄をスムーズに行えなくなり、体温調節も上手くいかなくなります。
涙ヤケがヒドい子や体臭がキツイ子の場合、もしかしたら原因は水分不足かもしれません。
とはいえ、犬に「水を飲んで」と命令しても、なかなか思うように飲んでくれません。
そういう子には、野菜を煮込んだスープを与えるのが効果的です。
野菜を煮込むとスープに香り成分が溶け出すので、水だけを与えるより犬も好んで飲んでくれます。
ただし、例えばシュウ酸の多い葉野菜などを煮込んだスープを、犬に与えるのはやめておきましょう。
犬はシュウ酸を摂取すると、尿結石にかかる可能性があります。
上記でご紹介した「おすすめ野菜」の中では、小松菜・ブロッコリーにはシュウ酸が含まれているので気を付けましょう。
また、アスパラにはシュウ酸ではなくアルカロイドという物質が含まれていて、茹で汁にはアルカロイドが溶け出しますのでスープでは与えない方が無難です。
犬に野菜を与える時の注意点
それでは、犬に野菜を与える時の注意点をみていきましょう。
与え方を間違うと、いくら栄養満点の野菜でも、犬にとって毒となりかねませんので気を付けてくださいね。
与え過ぎずに適量を守る
どの野菜にも、食物繊維が含まれています。
犬は元来肉食であったという歴史があるため、食物繊維の消化を苦手とします。
また、食物繊維以外にも、野菜には大量に摂取すると害となり得る成分が含まれていることも。
そのため、犬に野菜を与える場合には、少量を週に2~3回程度、与え過ぎに気を付けて、適量を守るようにしましょう。
上記でご紹介したおすすめ野菜の適量については、各野菜の説明ページに詳しく記載してあります。
ぜひ、参考にしてくださいね。
生がダメな野菜もある
野菜の中には、生では食べられず、必ず加熱しないといけないものがあります。
上記のおすすめ野菜の中では、さつまいもやかぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、アスパラ、小松菜は、必ず加熱してから与えましょう。
加熱する理由としては、
- できるだけ柔らかくして消化率を上げる
- 生のままだと犬にとって有害な成分が含まれるため、茹でる必要がある
ためです。
種・茎・皮・芯などは取る
犬は食物繊維の消化が苦手ということから、野菜の種や茎(くき)、皮、芯などを必ずとってから与える、ということも鉄則となります。
例えば、かぼちゃの種は大変固く、食物繊維がたくさん含まれています。
もし、犬がかぼちゃの種を丸まま飲み込んでしまうと、消化されずに消化器官にとどまってしまう可能性があります。
特に超小型犬の場合、消化器官も細く、モノが詰まりやすいため、かぼちゃの種が詰まって腸閉塞を起こすことも…。
そうなってしまうと、外科的な手術で取り出す必要があり、愛犬に大変苦しい思いをさせてしまうことになります。
同じことが他の野菜の種や茎、皮、芯にも言えますので、絶対に与えないようにしましょう。
細かく刻むのが原則
犬は食物繊維の消化が苦手ですが、しっかりと細かく繊維を断ち切ってあげれば、スムーズに消化できることが多いようです。
そのため、犬用に野菜を調理する際は、細かく刻むのが原則となります。
細かく刻まれた野菜の方が、消化吸収しやすくなるため、栄養の摂取率もぐっとアップしますよ。
ミキサーやミルサーなどが自宅にある場合は、野菜をペースト状にしてしまうのもおすすめの方法です。
初めて食べる野菜は少量から
「犬にもアレルギーがある」という話を聞いたことがあるという方も多いと思います。
アレルギーを起こす原因物質となるのは、たんぱく質と言われていますが、実際はどんな食材でもアレルゲンとなる可能性があります。
つまり、たんぱく質量の少ない野菜でも、アレルゲンとなり得るということです。
愛犬が、その野菜にアレルギーがあるのかないのか分からないなら、まず少量から与えるというのが基本となります。
つまり、生まれて初めて食べる野菜なら、いきなり適量から与えるのではなく、ほんの一口、少量から試してみるということです。
少量を食べて、何ともないようなら少しずつ量を増やしていきます。
ちなみに、アレルギーの一般的な症状としては、皮膚や耳、目のかゆみや赤み、さらに嘔吐(おうと)や下痢などがあげられます。
さらに症状が進むと、血圧が低下し、痙攣(けいれん)発作や呼吸困難、意識障害、虚脱(きょだつ)などが起こり、最悪の場合は死に至ることも。
全身に重篤なアレルギー症状が出ることをアナフィラキシーショックと言いますが、野菜を食べたことによりアナフィラキシーショックを起こす犬もいますので、充分に注意が必要です。
人間用に味付けしたものはNG
犬に野菜を与える場合、犬に使える野菜を厳選して、人間の材料から取り分けたので充分ですが、一つ注意点があります。
それは、調理過程まで同じにしてしまうとダメということです。
調理過程が同じになると、つい人間用に味付けした野菜を犬に与えることになってしまいますよね。
人間が食べる場合は、野菜を油で炒めて塩コショウで味付けしたり、ドレッシングやソースをかけたり、醤油などで煮込んだりします。
これらをそのまま犬に与えてしまうと、犬にとっては塩分や糖分が多くなりすぎたり、ドレッシングやソースなどに含まれる香辛料などの刺激物質に反応してしまったりします。
もちろん、犬にも塩分や糖分は必要ですが、それらは完全栄養食であるドッグフードの中に充分入っています。
つまり、トッピングである野菜に味をつけてしまうと、一日の摂取量からみて、塩分や糖分が過剰になってしまう可能性が高いということです。
犬用に野菜を準備するなら、絶対に味付けをしないようにしましょう。
野菜の加工品に注意
野菜不足の人間用にと、様々な野菜の加工品が販売されていますね。
例えば、野菜ジュースや野菜を原料としたゼリーなどは糖分も多く、犬が食べられない野菜や香辛料が入っている可能性もありますので、犬には与えないようにしましょう。
ちなみに、野菜の漬物も塩分量が気になりますので、与えてはダメです。
野菜の調理の手間が省けるカット野菜なら与えても大丈夫ですが、ミックス野菜の場合、犬が食べられない野菜が入っていないかよく確認しましょう。
また、ビン詰や缶詰なども、犬に与えないほうがいい成分が入っていないかをよくみる必要があります。
犬用おやつでも販売されている野菜チップスは、できるだけ「犬用」を選びましょう。
人間用の場合、油や調味料、香辛料が添加されていることもあります。
切り干し大根や干ししいたけなどは、水に戻してから使えばOKです。
疾患のある子には野菜がNGのことも
何らかの疾患(しっかん)がある子には、野菜をトッピングとして与えるのを控えておいたほうがいいでしょう。
例えば、尿路結石の子や腎臓の弱い子、消化器官の弱い子、肝臓に病気のある子などは、野菜のある成分が身体の負担になることも…。
基本的に何らかの疾患がある犬には、療法食を与えるべきです。
動物病院などで、療法食については詳しく説明があると思いますので、獣医師の指示に従いましょう。
どうしても野菜を食べさせたい時は、必ず獣医師に相談の上、食べさせるようにしましょう。
犬に野菜はいつから与えるといいの?
子犬を飼い始めたばかりという飼い主さんは、特に「犬に野菜をいつから与えてもいいのか?」ということですよね。
子犬期の食事は、とても重要です。
だいたい1歳になると成犬になると言われていますので、1歳ぐらいを目途に、徐々にフードに野菜を追加してみましょう。
身体の成長具合によっては、7~8ヵ月ごろから与えてもよさそうな子もいますが、まだまだそのぐらいの時期は消化器官が未発達の子も多く、フードに変化があると下痢をしてしまう子もいるので気を付けましょう。
ちなみに、子犬は環境の変化に弱く、少しのことでもストレスになります。
子犬期のフードの切り替えは難しく、なかなか上手くいかないことも多いかもしれません。
まずは、1歳前後で子犬用フードから成犬用フードへの切り替えに成功し、安定して成犬用フードを食べられるようになったら、少しずつ野菜を与えてみるといいでしょう。
犬に与えたらダメな野菜
最後に犬に与えたらダメな野菜について、おさえておきましょう。
以下の野菜を犬に与えると、中毒を起こすなど重篤(じゅうとく)な症状につながることもあります。
ネギ属の野菜
「ネギ中毒」を起こすため、犬にはネギ属の野菜を与えないようにしましょう。
ネギ属の野菜には、たまねぎや青ネギ、長ネギ、あさつき、わけぎ、ニラ、ニンニク、らっきょう、エシャロットなどがあります。
これらのネギ属の野菜の中には、有機チオ硫酸化合物と呼ばれる犬が中毒を起こす成分が含まれています。
有機チオ硫酸化合物が犬の体内に吸収されると、犬は貧血を起こし、下痢や嘔吐、発熱、脈拍数増加、呼吸数増加、震え、血便、血尿などの症状が起こり、やがて呼吸困難に陥り死に至ることもあるとされています。
どの程度の摂取量で中毒症状が起こるのかということは、実ははっきりしておらず、玉ねぎだけは体重1kgにつき20g程度ではないかとされています。
また、犬によってネギに対する感受性にはバラつきがあり、ほんの少しのネギで症状が出る子もいれば、少々のネギなら全く症状が出ないという子もいます。
特にニンニクに関しては、ドッグフードの中に入れているメーカーもあり、比較的中毒性は低いのではないかとされています。
アボカド
アボカドはネギと違い、専門家でも「食べさせていい」という意見と「食べさせてはダメ」という意見に分かれます。
アボカドの中に含まれる殺菌成分ペルシンという物質が、犬にもしかしたら有毒なのではないか、とされています。
しかし、実はアボカドを食べて犬が何らかの中毒症状を起こしたという事例は少なく、研究も途上というのが実情です。
ドッグフードの中には、アボカドを原料に使っている「アボダーム」というプレミアムフードもあります。
アボダームは、ペルシン含有量の少ない部位を使い、販売開始後30年間、一度も中毒を出したことはないそう。
アボカドには、皮膚や被毛を美しく保つ成分が豊富に含まれています。
アボカドを犬にも食べさせたいという飼い主さんは、生のアボカドを食べさせるのではなく、フードをアボダームにチェンジするといいかもしれませんね。
与えたらダメな野菜、生はダメな野菜、中毒物質がある野菜とは?
犬の食事におすすめ野菜を少量取り入れてみよう!
今回は、犬にもおすすめできる野菜11選をご紹介しました。
普段のフードのトッピングに、おすすめ野菜を少量取り入れてみましょう。
ただし、きちんとドッグフードで栄養がとれているようなら、毎日野菜を食べさせる必要はありません。
楽しみ程度に、そしてフードにはない栄養を摂取させるために、少量を週に2~3回程度、与えるのが理想です。
美味しそうに愛犬が野菜を食べる姿に、きっと飼い主さんも癒されますよ。