犬はうどんを食べられる?適量や与え方、アレルギーは大丈夫?

犬うどん
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さっと茹でて、つゆをかければ完成!

手軽で美味しいうどんをよく食べるという方も多いと思います。

そんな美味しいうどんを愛犬にも食べさせてあげたいな、と考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

でも、犬はうどんを食べてもいいのか、気になりますよね。

 

そこで今回は、犬にうどんを食べさせてもいいのか、徹底調査しました。

  • 犬が食べられるうどんの量はどれぐらい?
  • 犬は、うどんでアレルギーにならない?
  • うどんの塩分は、犬にとって有害では?

など、犬にうどんを食べさせる際の気になるアレコレを網羅していますよ。

また、あの「うどん県」が発売しているという噂の犬用うどんの情報も!

ぜひ参考にしてくださいね。

犬はうどんを食べられる?

犬にうどんを与えて大丈夫なのか

うどんの原材料は、「小麦粉」と「水」と「塩」の3種類のみ。

実にシンプルですよね。

小麦粉も水も塩も、犬は食べられますので、うどんももちろん食べても大丈夫です。

 

ただし、うどんの原料である小麦粉にアレルギーを起こす犬もいます。

また、うどんの栄養素は炭水化物がメインであり、塩分も含まれるため、食べ過ぎには気を付けなければいけません。

犬にうどんをあげる時の適量や与え方

犬のうどんの適量

犬にうどんを与える場合は、柔らかくゆでたものをよく冷まして短くカットしましょう。

長いまま与えると、喉(のど)に詰まってしまう恐れがあります。

イメージとしては、ドッグフードサイズ。

5~8mm程度の長さにカットしてあげると食べやすいでしょう。

細かくカットすることで、消化も良くなりますよ。

 

ドッグフードのトッピングとしてうどんを与える場合は、1日の摂取カロリーの10%程度にしましょう。

例えば、体重5kgの小型犬なら35キロカロリー程度なので、35g程度のうどんが適量となります。

35gというと、うどん4~5本程度ですね。

 

ちなみに、うどんを手作り食の主食として食べさせる場合も、やはりメイン食材には動物性たんぱく質をもってくるべきなので、上記の量が目安となります。

犬がうどんを食べるメリットや健康効果

犬がうどんを食べるメリット

犬がうどんを食べるメリットや健康効果について考えていきましょう。

食欲がないときにおすすめ

うどんの最大のメリットといえば、やはり食べやすいことでしょう。

つるりと食べられるうどんは、犬にとっても喉ごし良く食べられる食材と言えます。

柔らかく茹でてやると、さらに消化が良くなり、シニア犬や消化器官が弱っている犬、食欲がない犬にもおすすめできます。

他の食材と組み合わせて栄養価アップを

ただし、うどんの栄養価には、あまり期待してはいけません

メインとなる栄養素は炭水化物です。

ビタミンやミネラル、タンパク質なども含まれていますが、効果を感じられるほどの数値ではありません。

炭水化物は、犬にとってエネルギー源にはなります。

 

そのため、犬にうどんを使った手作り食を与えるなら、野菜や肉といった栄養価の高い食材と上手に組み合わせる必要があります。

うどん自体があまり主張のない食材なので、野菜や肉との相性は抜群。

ワンちゃんも好んで食べてくれることでしょう。

 

ただし、犬の手作り食を作るのは、かなりハードルが高い仕事です。

犬にとって必要な栄養素は、人間とは異なります。

毎日、手作り食にして犬の健康を保つのは、なかなか難しいと思います。

たまに作る手作り食の食材としては、うどんは使いやすい食材ではありますね。

犬はうどんを食べていいけど注意点が!

犬はうどんを食べても大丈夫ですが、いくつか注意点があります。

確認しておきましょう。

小麦アレルギーの可能性

うどんで小麦アレルギーの犬

うどんを犬に食べさせる際に最も気を付けてほしいのは、アレルギーです。

うどんの原料である小麦に反応してしまうワンちゃんは多いようなので、気を付けましょう。

 

生まれて初めて犬にうどんを与える際は、ごく少量から始めましょう。

犬にうどんを食べさせた後、皮膚や目、耳などの赤みやかゆみが出た場合、嘔吐(おうと)や下痢、痙攣(けいれん)などの症状が出た場合は、アレルギーかもしれません。

アレルギーが出た場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

塩分の量に気を付ける?

犬が塩分量過多

「うどんは塩分に気を付けないといけない」と思っている方も多いと思いますが、実はうどん自体の塩分量はたいしたことはありません

うどんを茹でることによって、塩分の多くはゆで汁の中に流れ出てしまいます。

 

例えば、体重5kgの犬に35gのうどんを食べさせたとしても、含まれる塩分量はせいぜい0.1g程度未満。

体重5kgの犬にとって、1日の塩分摂取量の目安は0.18gです。

犬の健康に影響するほどの塩分は、含まれていませんので安心してください。

参照:環境省(ペットフードについて考えよう)

 

ただし、1日の許容量を超えてうどんを与えてしまった場合は要注意。

塩分の摂りすぎになる可能性があります。

塩分を摂取しすぎると、心臓や腎臓に負担がかかり、病気になってしまうかもしれません。

気を付けましょう。

うどんのつゆは味付けしない

犬にうどんのつゆ

うどんには、つゆが欠かせませんよね。

犬にうどんを与える際には、あえてつゆをつけなくても大丈夫ですが、つゆの出汁の香りは犬も大好きです。

人間用のつゆには、しょうゆ等で味付けをしますが、犬用のつゆにはしょうゆなどで味付けしないようにしましょう。

つゆにまで味をつけてしまうと、確実に塩分の摂りすぎとなります。

食べ過ぎに注意

犬がうどんで肥満

うどんのメイン栄養素は炭水化物ですが、実はうどんは他の麺類に比べるとカロリーが低いと言われています。

100gあたりのゆでうどんのカロリーは100~130キロカロリー程度ですが、ゆでパスタ100gだと165キロカロリーもあります。

 

とはいえ、食べ過ぎると当然太ります

また、食べ過ぎるとお腹がいっぱいになるため、主食のドッグフードも食べなくなり、栄養に偏りが出てしまいます。

犬にうどんを与える場合は、適量を守りましょう。

ネギを犬に与えては絶対にダメ!

犬がネギ危険

人間がうどんを食べる際には、薬味としてネギを入れますよね。

犬と人間の食事を同時に作っていると、つい人間用の食材をそのまま犬にも転用してしまいますが、ネギは絶対にダメです。

ネギには犬が中毒を起こす成分が含まれています

ネギを煮込んだスープにも、ネギエキスがたっぷりと出ているため、NG。

 

また、その他、わさびや七味などの香辛料も胃炎や下痢、嘔吐を引き起こす可能性があるので与えないようにしましょう。

犬用のうどんもあり

犬用のうどん

「愛犬にもうどんを食べさせてみたいけど、うどんを細かく切ったり、つゆを減塩で作ったりするのは面倒だな…」と思った方も多いと思います。

そんな飼い主さんのために、なんとあの「うどん県=香川」から、犬用うどんが発売されていますよ!

その名も「ドッグヌードル」。

ワンちゃん用の本格讃岐うどんです。

 

讃岐うどんといえば、あの独特の「コシの強さ」ですが、ドッグヌードルは犬仕様のため簡単に噛み切れるよう柔らかい食感です。

もちろん塩分にも気を配っていて、麺もつゆも減塩タイプ。

1セット150gの麺と粉末低塩だしがついて、価格は315円ほどです。

通販で手軽に購入できますので、気になる方はぜひチェックを!

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まとめ:犬はうどんを食べられるけど、量やアレルギーに注意!

今回は、犬がうどんを食べる際に注意すべきことを中心にお伝えしました。

小麦アレルギーさえなければ、うどんは犬にとっても消化しやすく、食べやすい食材です。

ただし、塩分やカロリーに気を付けなければならないため、与えすぎには注意を。

犬用うどんを利用すれば、手軽に愛犬とうどんを楽しめますよ。